日時
2024年10月5日(土) 14:00~16:45
会場
江東区亀戸文化センター 第1研修室
東京都江東区亀戸2-19-1 カメリアプラザ 5階
はじめに
「ASDグレーゾーンの交流会」について、どんな会か知りたい方は下記リンクの記事を読んでみて下さい。
活動報告
属性と人数(重複あり)
全参加者 | 35名 |
特性
ASD確定診断なしの方 | 23名 |
ASD確定診断ありの方 | 10名 |
ADHDあり(診断問わず)の方 | 14名 |
性別
男性 | 23名 |
女性 | 12名 |
年代
10代 | 1名 |
20代 | 10名 |
30代 | 8名 |
40代 | 8名 |
50代 | 2名 |
60代 | 1名 |
参加回数
初めて | 19名 |
2回目 | 2名 |
3回目 | 2名 |
4回以上 | 6名 |
タイムスケジュール
13:40~ | 受付開始 |
14:00~ | 会の説明・諸注意 |
14:15~ | 交流会本編① |
14:50~ | テーマ説明(5分程度)・テーマ決め(5分程度)・休憩(5分程度)・席替え |
15:05~ | 交流会本編② |
15:40~ | テーマ決め(5分程度)・休憩(10分程度)・席替え |
15:55~ | 交流会本編③ |
16:30~ | 質問受付・まとめ・アンケート・告知 |
16:45 | 終了 |
17:00 | 完全退室 |
トークテーマと人数
各テーブルごとにテーマを作り、3~5名程度でお話をします。
各回、話したいテーマを参加者さんに選んでいただいています。
1回目
浅い人間関係継続法(職場・趣味友など) | 5名 |
深い人間関係構築法(家族・恋人・親友など) | 6名 |
孤独感と感情・メンタルコントロール(心を整える) | 6名 |
特性への向き合い方(過剰適応や特性受容について) | 5名 |
仕事での向き不向きとリスキリング | 6名 |
フリートーク | 6名 |
2回目
浅い人間関係継続法(職場・趣味友など) | 4名 |
深い人間関係構築法(家族・恋人・親友など) | 5名・4名 |
孤独感と感情・メンタルコントロール(心を整える) | 3名 |
特性への向き合い方(過剰適応や特性受容について) | 6名 |
定型の人への伝え方 | 2名 |
仕事での向き不向きとリスキリング | 4名 |
趣味・ライフワークについて | 3名 |
毒親グレーゾーン | 5名 |
3回目
生活での工夫(特性への対策・便利グッズ・体調管理法など) | 6名 |
孤独感と感情・メンタルコントロール(心を整える) | 5名 |
特性への向き合い方(過剰適応や特性受容について) | 4名・5名 |
仕事での向き不向きとリスキリング | 2名 |
サードプレイス(職場や学校・家庭以外のコミュニティ)について | 4名・4名 |
毒親グレーゾーン | 5名 |
話された内容、雰囲気
今回は亀戸で2回目の開催となり35名の方にご参加いただき、過去最多の人数となりました。
部屋が広く自然光もしっかり入るので、天気は雨でしたが、キツキツな空間ではなく、割とゆったり過ごしてもらえたのではないかと感じました。
初参加の方も多かったので、話された内容は多岐にわたりましたが、やはり王道のあるある話と共感が主だったようです。
また、今回は運営からのトークテーマ提案として「毒親グレーゾーン」を初めて挙げさせていただき、のべ10名の方にご参加いただきました。
アンケート感想
交流会終了時に参加者さんに記入していただいたアンケートの一部をご紹介します。
- 初参加だったのですが、いろんなテーマでいろんな方とお話できたのでよかったです
- 世代の異なる方と関わることができて、改めて自分のことを知ることができました
- 席替えがあり、色々な方と話せたのでよかったです
- 2回目も参加させて頂きたいと思いました
- 自分の苦しんでいることを共感してもらう・してもらえるのがとても新鮮でした。ありがとうございました
- 様々な境遇の方々がおられることが分かり、有意義でした
- このような交流ができる機会を設けて下さり、ありがとうございます。機会があればまた参加させていただきたいと思います
記入していただいた皆さま、ありがとうございました。
さいごに
今回初めて「毒親グレーゾーン」というトークテーマを作って、どのような反応があるかと思っていましたが、参加していただいた方には大変好評で、沢山のあるあるや共感、そしてそれぞれの違いについても分かり、このテーマに確かに需要があり、親との課題や代々受け継いでしまう課題を解決していく必要性を感じました。
「毒親」ではなく「毒親グレーゾーン」なのは、毒親と聞くと虐待や暴力・暴言などをイメージしてしまい、「自分はそれほどでもないし」「酷い親ってわけではないし」「ここまでそれなりに育ててくれたし」といった思考で止まってしまい、「自分が悪いのかな」という方向に向かってしまう人にとっては「グレーゾーン」というワードがしっくりくるし、そういう人が多くいるのではないかと考えたからです。
そしてそれは当たりではありましたが、当たっている人には当たりすぎているテーマでもあり、愛着や二次障害のほうと絡めた形で、独立した会としてももしかしたら需要があり、成立するかもしれないと感じました。
今後、このテーマについて、より深く考えていきたいと思います。
次回以降のイベント確認はこちら
・10/20(日) ASDグレーゾーンの交流会(埼玉・大宮)
・11/3(日) ASDグレーゾーンの交流会(東京・阿佐ヶ谷)
・11/16(土) ASDグレーゾーンの交流会(埼玉・大宮)
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