日時
2023年3月4日(土) 14:00~16:40
会場
RaiBoC Hall (さいたま市民会館おおみや) 6階 集会室4
埼玉県さいたま市大宮区大門町2-118 大宮門街4-8F
はじめに
「ASDグレーゾーンの交流会」がどんな会か知りたい方は下記リンクの記事を読んでみて下さい。
活動報告
属性と人数(重複あり)
全参加者 | 19名 |
ASD確定診断なしの方 | 10名 |
ASD確定診断ありの方 | 6名 |
ADHDあり(診断問わず)の方 | 7名 |
家族・支援者の方 | 1名 |
不明の方 | 1名 |
男性 | 10名 |
女性 | 9名 |
参加回数
初めて | 14名 |
2回目 | 1名 |
3回目 | 2名 |
4回以上 | 2名 |
タイムスケジュール
13:40~ | 受付開始 |
14:00~ | 会の説明、諸注意など |
14:15~ | 交流会①(35分程度) |
14:50~ | 休憩(5分程度)、席替え(5分程度) |
15:00~ | 交流会②(35分程度) |
15:35~ | 休憩(5分程度)、席替え(5分程度) |
15:45~ | 交流会③(35分程度) |
16:20~ | まとめ |
16:40 | 終了 |
トークテーマと人数
各テーブルごとにテーマを作り、3~6名程度でお話をします。
各回、話したいテーマを参加者さんに選んでいただいています。
1回目
ASD確定診断なしの方限定席 | 5名 |
ASD確定診断ありの方限定席 | 5名 |
女子会(女性限定)席 | 4名 |
フリートーク | 4名 |
2回目
人間関係について | 6名 |
生活での工夫 | 6名 |
感情のコントロール | 4名 |
職場でのライフハック | 3名 |
3回目
感情のコントロール フラッシュバック(嫌な記憶の反芻癖) | 5名 1名 |
趣味について | 4名 |
夢・目標・近いうちにやりたいこと | 3名 |
恋愛(夫婦・パートナーとの人間関係) | 6名 |
話された内容、雰囲気
今回は埼玉での初開催となり、埼玉県内や北関東の方のご参加が多く、それに伴って初参加の方も多い会となりました。
初参加の緊張感からか、県民性なのか、序盤はとても静かな雰囲気の中スタートしましたが、最後には参加者さんから「恋愛について」のトークテーマも提案して頂き、とても盛り上がった会となりました。
恋愛についてのトークは参加者さん同士の経験や話したいことのマッチングが上手くいかないと盛り上がらないのではないかと懸念して、なかなかこちらからトークテーマとして設定するのは難しいと感じていましたが、今回はそのあたりのマッチングが上手くかみ合い非常に盛り上がっていました。
参加者さんから要望があった場合にはテーマとするのもありだと感じました。
また、確信を持って言えることではありませんが、今回の参加者さんはASDの特性が軽いように感じられる方でも確定診断をもらっている方が多いように感じました。
地域のお医者さんの傾向で、軽く見えても本人の困り感の訴えなどによっては診断を出したりする等、違いがあるのかもしれないと感じました。
これはあくまで仮説ですので、今後私自身が多くの人と出会う中で考察していければと思います。
アンケート感想
交流会終了時に参加者さんに記入していただいたアンケートの一部をご紹介します。
- 自分以外の特性を持った方とお話ができてとても良い交流会でした
- いろいろな発見があって良かった
- 初めてでしたがとても楽しく充実した時間になりました
- 同じように悩んでいる人がいて、自分は独りではないのかなと思った
- 初めての当事者会で不安はありましたが聞きたいことを聞けたり、共感できる部分が多くあったので参加した価値がありました。ありがとうございました
- 理解や悩みを共有できた。分かり合えた気がした
- 今回初めて参加したんですがすごく良かったです。ありがとうございました
- 有意義な時間になりました
- 自分の中で言葉に出来なかったものを言葉にしてくれる方がいて、頭の中がクリアになりました
多くの方に共感を感じてもらえたり、学びを得てもらえたようで何よりです。記入していただいた皆さま、ありがとうございました。
さいごに
今回は当会としては初めて都内を出て、埼玉で開催することになりました。
東京の会場でも近隣3県やもっと遠くから足を運んでくださる方はいますが、やはり多くの方は移動に片道1時間であったりをかけることは難しいのではないかと思い、ではこちらから行ける範囲で行ってみることにしたわけです。
そのねらいは的中し埼玉県内や北関東の方に多くご参加いただき、「埼玉で継続的に開催してほしい」とのお声も多数頂きました。
また、地域性・県民性という観点でも違いがありそうで、これから回を重ねていくことで見えてくるものも楽しみです。
まだ認知度の低い「ASDグレーゾーン」という属性があることを啓蒙していくとともに、支援に辿り着けずにいるASDグレーゾーンの人にも届くように活動を続けていきたいと思います。
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