日時
2023年7月2日(日) 14:00~16:40
会場
RaiBoC Hall (さいたま市民会館おおみや) 6階 集会室3
埼玉県さいたま市大宮区大門町2-118 大宮門街4-8F
はじめに
「ASDグレーゾーンの交流会」がどんな会か知りたい方は下記リンクの記事を読んでみて下さい。
活動報告
属性と人数(重複あり)
全参加者 | 16名+スタッフ2名 |
ASD確定診断なしの方 | 12名 |
ASD確定診断ありの方 | 4名 |
ADHDあり(診断問わず)の方 | 5名 |
男性 | 10名 |
女性 | 6名 |
参加回数
初めて | 9名 |
2回目 | 3名 |
3回目 | 1名 |
4回以上 | 3名 |
タイムスケジュール
13:40~ | 受付開始 |
14:00~ | 会の説明、諸注意など |
14:15~ | 交流会①(35分程度) |
14:50~ | 休憩(5分程度)、席替え(5分程度) |
15:00~ | 交流会②(35分程度) |
15:35~ | 休憩(5分程度)、席替え(5分程度) |
15:45~ | 交流会③(35分程度) |
16:20~ | まとめ |
16:40 | 終了 |
トークテーマと人数
各テーブルごとにテーマを作り、3~6名程度でお話をします。
各回、話したいテーマを参加者さんに選んでいただいています。
1回目
ASD確定診断なしの方限定席 | 5名 |
深い人間関係構築法(家族・恋人・親友など) | 5名 |
自分に合う仕事とは | 4名 |
フリートーク | 4名 |
2回目
孤独感 | 4名 |
特性への向き合い方 | 5名・5名 |
職場でのライフハック・自分に合う仕事とは | 3+1名 |
3回目
特性への向き合い方 | 5名 |
職場でのライフハック・自分に合う仕事とは | 3+2名 |
趣味について | 4名 |
10年後の自分・フリートーク | 1+3名 |
話された内容、雰囲気
今回は埼玉・大宮での3回目の開催となりました。
埼玉県内在住で初参加の方も多く、また、リピーターの方もいて、埼玉での開催が定着しそうです。
今回は王道のテーマが多く話された印象がありますが、特に仕事の話が多く求められていたように感じます。
また、趣味や夢についての話も出たり、笑いが起こる時間も多くあり、悩み事はありつつも明るい雰囲気の中、みなさんそれぞれに共感や解決のヒントを得られたのではないかと思います。
アンケート感想
交流会終了時に参加者さんに記入していただいたアンケートの一部をご紹介します。
- 似た傾向がある方と気持ちを共有できてよかった
- 今回も学びになりました。ありがとうございました
- 参考になる話がたくさん聞けました。ありがとうございました
記入していただいた皆さま、ありがとうございました。
さいごに
今回、印象的だったことがありましたので、最後に触れたいと思います。
各テーブルのお話を聞いていて、仕事でも人間関係でも、全体を通じて「コミュニケーションの齟齬(すれ違い)」が根底にあって、共通した悩みとなっていることが伺えました。
それは「情報共有」「報連相」「お願い」「雑談」などのあらゆる場面で相手からの言葉の受け取り方、こちらの言葉の意図の伝わり方がずれてしまい、失敗や余計な疲労、ストレスに繋がるというものです。
ASDの人と定型発達の人では言葉の使い方や言葉に乗せる重み、人生で大切にしている信念や価値観が全くと言っていいほど違うと私は考えています。
ですので先述の「コミュニケーションの齟齬」を埋めるにはASDと定型の相互理解が必要ですが、それは長い道のりであり、現状の社会では正直難しいでしょう。
だからといって諦めるつもりはありませんが、ASDの人の側だけでできるシンプルな方法を、まずは採用することをお勧めしたいと思います。
今回の交流会でも出た結論ですが、それは「人に合わせなくていい」ということです。
勘違いのないように補足しておきますが、これは自分勝手に振る舞うこととは違います。
他者を尊重しつつ自分を偽らないということです。
もっと具体的に言うなら「定型になろうとしなくていい」ということです。
ASDグレーゾーンの人は自責思考の強い人が多いので、もし「自分が悪いんだ」「相手に合わせなくちゃ」と思いがちならば、このことを心に留めておいてほしいと思います。
次回以降のイベント確認はこちら
・7/22(土) ASDグレーゾーンの交流会(東京・阿佐ヶ谷)
・ 8/19(土) ASDグレーゾーンの交流会(千葉・本八幡)
そのほかの最新イベントはこちらからチェック
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